大切にしていること

大切にしている “介護” のこと

利用者様と利用者様のご家族、共に働く仲間、そして自分自身が笑顔でいられること。
そのために仲間と連携し、利用者様の心に寄り添いながら、尊敬の念を持って「介護」に取り組んでいます。

もちろん、介護の仕事は大変で、課題は常にあります。苦しいと思う事もありますが、私たちには共に働く心強い仲間がいます。困ったとき、行き詰った時は職種を超えて話し合います。

利用者様の生活史から、どんな人生を送ってきたのか、またはこれからどんな人生を送りたいと思っているのか、利用者様にとって何が適切なのか。常に話し合い、足りない部分を補い合いながら利用者様をサポートしています。

大切にしている “職場” のこと

風通しの良い、一人ひとりの意見が尊重される職場風土を心がけています。また、緑に囲まれた静かな穏やかな環境で働くことができ、焦らずに丁寧に、利用者様一人ひとりに寄り添ったケアを提供できる環境が整っています。

私たちは、利用者様、ご家族の笑顔を大切にし、その笑顔から私たち仲間も笑顔になる、笑顔が絶えない花水木でありたい。

メッセージ

理事長メッセージ

介護老人保健施設　花水木
施設長　塚本　一

介護老人保健施設 花水木（以下、花水木）の母体施設は昭和29年9月に創設された吉祥寺病院（単科精神科病院）です。
私は昭和62年に吉祥寺病院に入職しましたが、東京という医療環境の厳しいエリア（収入は全国一律で決まっている診療報酬なのに支出は地価や人件費が日本一高い地域）での病院経営は大変だと考えました。
今後、この地で生き残るためには地域に必要とされるものでなければ難しいと思い、地域ニーズを知るため調布保健所・三鷹保健所で行われていた高齢者の精神相談業務にも参加。
そこで見たのは、認知症高齢者を抱え疲弊し崩壊しそうなご家族でした。

認知症高齢者を支えるためにはご家族を支えなければなりません。
初めは吉祥寺病院での対応を考えましたが、今も昔も精神科病院へのアプローチは敷居が高いのです。
そのためもっと垣根が低いものが必要と思い平成7年11月に花水木を開設しました。
花水木はご高齢者やご家族も気楽に利用でき笑顔が生まれる施設にしたいと思っています。
ご利用者やスタッフから自然に笑顔の出る施設は誰にとっても安心なものです。
花水木はリハビリスペースが広く、売店や喫茶コーナーもあり、明るく開放的な施設です。
皆様と一緒に働けることを願っています。

介護部長メッセージ

花水木といえば「笑顔」。
基本方針である「ご利用者様、ご家族様、職員の笑顔が絶えない花水木」は、いつも笑顔を忘れず良好なコミュニケーションを図り、ご利用者様、ご家族様に心から喜んでいただけるような職場つくりを実践しています。その笑顔は職員自身が自分の仕事の成果と捉えて喜びを感じられるような、そんな職場を継続してまいります。自然と溢れる笑顔が組織を生き生きとさせてくれるのです。

専門性

介護職と看護職の専門性は、前者は日常生活の支援、後者は医療的観察です。業務の線引きがはっきりできるわけではなく、両者が互いに歩み寄り協働して支援することが重要です。高齢者施設では多職種協働が潤沢に行えるように、お互いの専門性を理解し、自分の役割を実行する必要があります。また、理論に基づいて一人一人が専門性のあるケアを提供できているという自信が持てているかによってチーム力は大きく変わるのだと思います。

人間性

花水木では人間性の高い人材を求めています。なぜなら、私たちが対象とするのは人であり、人生の大先輩だからです。ご利用者様に対して謙虚に、尊敬の念を持って接することができなければ、専門性の発揮にも至らないでしょう。自分の意見を発信することができ、他者の意見にもしっかりと耳を傾けることができる、そのような人材の育成に力を入れています。

施設について