花水木ものがたり

みんなの仕事に対するモチベーションを教えて!

志の高い3名に、仕事に対するモチベーション(やりがい)について伺いました。

中山さん介護福祉士12年目
所属 2階療養棟
趣味 空手、ギター
ひととなり 芯は優しい。だがガンコ
山崎さん介護福祉士19年目
所属 4階療養棟
趣味 サッカー
ひととなり 穏やか
神保さん介護福祉士5年目
所属 4階療養棟
趣味 サッカー、お酒を飲むこと
ひととなり あまり喋らない。引っ込み思案
中山:人が好き。お祖母ちゃん子だった。祖母が亡くなった時に、施設の職員と利用者様が葬儀に来てくれて、この世界に興味を持った。前職は現場監督だった。他の業種からの転職でも経験を活かし、試行錯誤をして在宅というゴールを目指すことが仕事のモチベーションになっている。

山崎:僕は学童児童館の先生だった。人に携わる仕事をしていた。介護も人と携わる仕事なので興味があって入職した。

中山:なぜ学童の先生から高齢者に?

山崎:正規職員になるには、公務員試験を受けなければならず、あまり勉強も好きではなかった。介護職を知ってやってみようかなぁと思ったのがこの世界に入るきっかけだった。仕事は大変だけどモチベーションは、喜んでもらえること。あなたでよかったわとか言われたら嬉しいですね。

神保:花水木で清掃業者として黙々と働いていた。当時ある介護長から介護の仕事をしてみない?と言われたのがきっかけですね。初任者研修を受けることは今後施設で働くために自分にプラスになると思って仕事の合間に半年間研修に通いました。介護の資格を取ったので、そのまんま花水木で働くことになったんですけど。右も左もわからない状態で、初日は半日働いて辞めようと思ったくらいクタクタになった。利用者さんから退所の日に「神保さんがいたから前より自分の事ができるようになりました」と言われてすごくやりがいを感じた。次の利用者さんにもまた同じようにできればと思い、それがモチベーションに繋がって、入職して5年経ちますけどなんとか続けられました。

中山:介護の仕事ってどう?

山崎神保:いやー、すごい大変

中山:僕、悩んでいるんですよ。この方のゴールってどこだろうと見つけることに悩んでいる。ご利用者様は「帰りたい」と思っている。だから「帰してあげたい」と思う。だけど現実はご家族様が看ていられない状況だったりするじゃないですか。3ヶ月後のゴールが見えないこともある。だけど、老健の楽しさは次のステージに行くためにどうしたらいいか、3ヶ月後にこの方にこうなってもらいたいと考えることができる場所。

山崎:老健って達成感あるよね。達成感って個人個人違うから難しいですけど。自宅に戻れない方の第2の生活の場で、その方の人生の一部に携わる仕事なので、人生をどう楽しんで過ごしていただくかを考えるのも達成感がありますね。

神保:ゴールは一人一人違いますけど、その人の望むところまでできる限りのサポートをしてあげたいです。利用者様も自分達も達成感を共有できるんじゃないかと思います。

中山:個人個人の達成感は違うけど、「利用者様の為に」という気持ちは一緒だから、そこが一番大事だよね。

ゴールや達成感はそれぞれ違っていても、「利用者様の為」という気持ちが、花水木職員のモチベーションに繋がっているみたいですね。

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